分娩

予防

【対策】乾乳期の牛の管理 〜低カルシウム血症に対抗するために〜

今回は、具体的にどのような方法で低カル対策をしたら良いのかについて解説します。分娩時の低カルを防ぐためには、乾乳期の管理が非常に大切です。ここでは、現場でできる低カル予防のポイントを「乾乳前期」と「乾乳後期」に分けて解説します。
健康管理

【基本】牛の体内で血中カルシウム濃度を維持する仕組みとは

血中カルシウム濃度が低下する「低カルシウム血症(以下低カル)」。乳牛を飼っている酪農家にとって、一度は必ず直面する問題ではないでしょうか?実は、分娩後に牛が低カルになることを獣医学的には「分娩性低カルシウム血症(乳熱)」といいます。つまり、乳牛は分娩後以外のタイミングにも低カルになりますし、和牛でも低カルになることがあります。
予防

子宮内膜炎の予防対策(環境編)

前回の栄養編に引き続き、今回は子宮内膜炎の予防対策(環境編)についてです。分娩前と分娩時のシーンに分けて解説していきます。飼育環境の面でも子宮内膜炎予防のためにできることがたくさんあるため、ぜひいつものやり方を一度見直してより良い環境づくりをしていきましょう。